リクガメ飼育をしてみたい!
そう考えた時に、体が小さいベビーの時期から飼育を行い、可愛い時期を楽しみたいと考える方が多いのではないでしょうか。
しかし、リクガメベビーの飼育はリクガメ自体の体が弱く、亡くなってしまうリスクが大きいので細心の注意が必要です。
この記事では、リクガメベビーを飼育する際の注意点について紹介していきます。
これから初めてリクガメベビーの飼育をしたいと思っている方、少しでもリクガメベビー飼育に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
リクガメベビー飼育の5つ注意点
適切な温度、湿度管理
リクガメの種類によりますが、飼育するリクガメに適した温度、湿度管理が必要になります。
また、リクガメ自身が暑い、寒いを調整できるよう飼育ケージ内に温度勾配をしっかりつけなくてはなりません。
とくに生まれたばかりのリクガメベビーは適切な温度管理をしないと、すぐに弱ってしまったり病気になってしまいます。
毎日エサの食いつきは良好か
リクガメベビーは特に食べ物の選りすぐりをします。
与えたものを残さず食べてもらうことが理想ですが、ベビーの間はしっかりお腹いっぱい食べさせることが重要です。
なので飼育しているリクガメが、どんな野菜なら好んで食べるのかを把握することが必要になります。
不足する栄養は市販のリクガメフードで補えば問題ないですが、メインは野菜や野草です。
市販のリクガメフードは粒が大きいため、水などでふやかせる等しないと喉に詰まってしまったりしますのでご注意を。
日光浴をさせる
リクガメの成長に欠かせないのが日光浴です。
なるべく太陽光で日光浴をさせてあげるのがベストですが、市販の紫外線ライトなどで毎日補えるようにしておきましょう。リクガメの気分で日光浴をしてくれるはずです。
休日の昼間の晴天時くらいは太陽光で日光浴させてあげましょうね。(冬場は寒いので不可)
運動をしているか
野生下のリクガメは1日に多い時には数キロ移動すると言われています。
飼育ケージ内だけでは運動量がまかないきれてるとは思えません。
運動することで足などの筋肉や体力をつけたり、運動によってお腹を空かせてエサへの食いつきをよくさせたりと、リクガメにとっては良いことばかりです。
屋外での運動が難しい方は、室内でオムツをはかせて歩かせたり、我が家ではペットサークルを使用して運動させたりしています。
ほぼ毎日排泄をしているか
リクガメは便秘になりやすい生物です。
総排泄口といい糞が詰まると尿も出にくくなってしまいます。
便秘が続くとエサを食べなくなり栄養不足になることが考えられます。
排泄が芳しくない時は、ぜひ温浴で排泄を促してあげましょう。ベビーの内は3日に1回程度は温浴をさせることが理想です。
リクガメベビーを迎えるための飼育環境
リクガメベビーを迎えると決めたら、リクガメを飼育する環境を整えることが第一です。
しっかりとした環境を整えてからでないと、リクガメが弱ってしまうため飼育器具の準備はとても大事です。
ここからは、リクガメベビーを迎えるにあたり最低必要なものを紹介していきます。
飼育用ケージ
値段は高いですが、爬虫類メーカーから販売しているものは丈夫でオススメです。
床材
リクガメによって乾燥系・多湿系を好むなど様々ですので、飼育するリクガメの好みをよく確認して床材を選ぶようにしましょう。
紫外線ライト
リクガメは紫外線を浴びることで、体内でビタミンDを生成し甲羅の成長に必要なカルシウムを吸収します。
太陽光の日光浴は仕事などをしているとなかなか難しいので、紫外線ライトは必須です。
バスキングライト・ヒーター類
夏場は問題ありませんが、冬場はバスキングライト+ヒーターがないと冬を越せません。
リクガメベビーには絶対必要なものです。
サーモスタッドも一緒に購入し、適切な温度管理を心がけましょう。
シェルター
リクガメが隠れるのに必要です。
紫外線に当たりたくないときや日陰で温度調整、暗い場所で睡眠したいときに必要になります。
リクガメはすぐに成長してしまいますので、多少大きいものでも問題ないと考えます。
エサ皿・水入れ皿
リクガメの給餌に必要なものです。
爬虫類専用の皿でなくても問題ありませんが、皿が軽いとエサや水がひっくり返ってしまい、散らかりますので注意しましょう。
おわりに
私自身もリクガメベビーから飼育をはじめ、試行錯誤しながら今も元気に生きています。
ベビー時代から飼育しているととても愛着がわき、より大切に育てられると思います。
リクガメベビーの飼育を始める方は、しっかりと飼育環境を準備してからのぞんでください。
↑飼育しているニシヘルマンリクガメ(名前:ゴンザレス♀)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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