リクガメのトロ船飼育 オススメと注意点を紹介!

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リクガメの飼育において、飼育者は様々なケージを使用しています。

市販のアクリルケージや自作の木製ケージ、衣装ケースでの飼育や、中には部屋での放し飼いをする方もいます。

そんな中でも珍しいのが、トロ船」での飼育です。

ミズガメやハコガメなどで飼育している方はよく見かけますが、リクガメでの使用は問題ないのだろうか。

この記事では、リクガメのトロ船飼育はアリなのか?メリット、デメリットと私の考えを含めて紹介していきます。

興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも「トロ船」とは?

「トロ船」とは、工事業界などで多く使用されており、モルタルを水で練る時などに使用されます。

柔らかくて丈夫、容量も大きいプラスチックで作られた四角い容器になります。

ホームセンターなどでよく売っていて、誰でも手軽に手に入れることのできる商品です。

リクガメ飼育でトロ船を使うメリット

トロ船をリクガメケージで使用するメリットについて紹介していきます。

飼育ケージの移動が簡単になる

リクガメを今日は日光浴させてみよう!

という場面がたくさんあると思います。

そんなときに、リクガメだけを外に置いていくわけにはいかず飼い主も見ている必要がでてきます。

しかしトロ船の飼育ケージごと外に持っていけば、脱走の可能性は少なく、日光浴を安心してさせることができます。

もちろん、鳥や猫などの害獣対策は必要になりますが・・・

また、床材も日光によって除菌することができるので、メリットと言えると考えます。

床材交換がしやすい

数か月に一度交換しなくてはならない床材ですが、トロ船ならば軽いので床材が入っていてもそのまま持つことができ、ゴミ袋へいっぺんに捨てることができます。

市販のガラス製のケージですと、重量が重くてスコップなどで少しずつすくって交換するのが一般的です。

床材交換のしやすさで考えると他のリクガメケージよりはメリットがあります。

天井がないので通気性が良い

専用のリクガメケージですと、ガラスなどに囲まれているので空気がこもりがちです。

しかし、トロ舟は天井が開いているので通気性は他の飼育ケージに比べて抜群にいいです。

そのため夏場など湿度が高い時期は、熱気がこもりにくく、リクガメの熱中症や脱水症状対策をすることができます。

夏場だけトロ船ケージで飼育する。

などということもリクガメにとってはありがたいことかもしれません。

トロ船の価格が安い

トロ舟はホームセンターでもよく売っていますが、とにかく値段が安いです。

専用のリクガメケージならば安くても¥20,000円、高いものでは30,000円を超えてきます。

しかしトロ船ならば、\10,000程度出せばよいものが購入できてしまいます。

リクガメ飼育でトロ船を使うデメリット

トロ船飼育はメリットだけでなく、デメリットも存在します。

リクガメケージから臭いがする

リクガメは本来ほとんど臭いのない生き物なので、異臭がすることはありません。

しかし食べ残しや、リクガメの糞尿をそのまま放置しておくと、異臭を放ちます。

小まめにリクガメケージ内を掃除する自信がない方には、デメリットが大きいかもしれません。

温度・湿度管理が難しい

天井が開いているため温度や湿度が逃げやすく、外気の温度・湿度に近づいてしまいます。

暖かい時期は問題ないですが、冬場の寒くて湿度の低い時期は管理がとても大変です。

アルミシートなどで保温性を高めるなど、少なからず対策はあると思いますが、個人的には冬場だけでも専用のリクガメケージに入れてあげたほうが良いのではないかと考えます。

床材が舞ってしまう

リクガメが歩き回ったときには、細かい床材が舞ってしまい部屋の中が粉っぽくなってしまうことが考えられます。

対策としては

  • 床材が崩れにくいものにする。
  • 床材を敷く範囲を少なくする。
  • 床材に常に湿り気を持たせる。

個人的には、リクガメ飼育ケージの半分程度はレンガやホットスポットにして、床材部分は常に湿らせることで防げるのではないかと考えます。

どのサイズのトロ船を選べばよいか?

トロ船にもたくさんの大きさや種類が存在します。

たくさんありすぎて購入する際に悩むかもしれません。

サイズは1000mm×500mm×200mm程度が理想と考えます。

小さいものですとリクガメが大きくなった時に買い替えが必要になってしまい、大きすぎると運搬が大変になると考えます。

市販の専用リクガメケージもこの程度のサイズが一般的です。

高さに関しては床材が100mm程度の深さ+飼育しているリクガメの高さ+100mm程度が必要になるでしょう。

高さが低いとリクガメが脱走してしまうので、注意しましょう。

おわりに

トロ船飼育にはメリット・デメリットどちらも存在します。

リクガメ飼育において、気を使わなくていけないのは温度・湿度管理です。

それをしっかり行うことができれば、トロ船飼育はアリだと考えます。

夏場はトロ船飼育、冬場は専用のリクガメケージを使用する、などをすればリクガメの過ごしやすい環境に近づくのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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