リクガメの甲羅や成長に必要なカルシウム。
しかし普段の何気ないエサやりでは十分なカルシウム量を接種できない可能性があります。
この記事では、リクガメにとってのカルシウムの重要性と、カルシウム含有量の多い野菜や野草について紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
なぜカルシウムが重要?

リクガメは人間と違い、体のほとんどが甲羅のためより多くのカルシウムが必要になります。
カルシウムが不足すると甲羅が柔らかくなってしまったり、変形してしまったりとリクガメにとって良いことはありません。
カルシウムとリンの理想比率は 5:1
ちなみに甲羅の主成分はリン酸カルシウムであり、カルシウムだけでなくリンも必要な栄養素の一つになります。
このカルシウムとリンの比率は5:1が理想です。
リンはほとんどの野草に含まれていますが、カルシウムとのバランスを考えるとリンを過剰摂取してしまう傾向があります。
カルシウムが少なく、リンの過剰摂取は甲羅の変形などの悪影響にもつながるので、与えすぎは要注意です。

カルシウムが多い野菜や野草
リクガメのカルシウム不足対策のためにカルシウムが多く摂取できる野菜や野草を紹介していきます。
カルシウムの多い野菜
- 小松菜
- シソ
- チンゲン菜
- 大根の葉
- 水菜
- オクラ
- カブの葉 など
カルシウムの多い野草
- タンポポ
- シロツメクサ
- クズ
- ヤブガラシ
- オオバコ
- ノゲシ など
野菜や野草だけではカルシウム量は十分ではない
普段与える野菜や野草だけではカルシウム量は十分ではありません。
野菜の場合はカルシウムとリンの割合が3:1。
野草の場合でも4:1など、理想としている比率の5:1には届きません。
そのため不足するカルシウムはカルシウム剤で補うしかありません。
リクガメに与えるオススメのカルシウム剤の選び方は、下記のブログで紹介しているのでよかったら参考にしてみてください。
おわりに
リクガメの成長や甲羅の形成にカルシウムが必須であることを紹介してきました。
カルシウム量が多い野菜や野草を知るだけでも、リクガメに与えるエサの献立が大きく変わるのではないでしょうか。
健康的なリクガメを飼育できるよう、カルシウム不足には気を付けましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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