リクガメのベビーをお迎えした方、繁殖でベビーが生まれた方などリクガメにも幼少期が存在します。ベビーのうちは体も弱く飼育管理はしっかりと行わなくてはなりません。
この記事では、そんなリクガメがベビーにエサを与える時の注意することを紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
リクガメフードを与えすぎない
リクガメは自然界ですと野菜や野草を中心に生活しています。
リクガメフードは栄養バランスがとれているといえますが、野菜や野草からしか補給できないものもたくさんあります。
野菜や野草の補助にリクガメフードを与えるのであって、メインにするのはやめましょう。
また、ベビーの頃から野菜や野草を与えないと成長してから食べなくなってしまったり。好き嫌いが多くなる可能性があります。
リクガメフードは細かく柔らかくして与える
幼体だと一口が小さく、リクガメフードをそのまま与えると窒息してしまうことがあります。
私がベビーのリクガメを飼育しているときは、下記のことを実践していました。
- 水などでふやかしてから与える
- 小さくして様子を見ながら手でエサをあげる
- 粉状にして野菜や野草にふりかけて与える
リクガメフードは比較的大きめ且つ乾燥しているものが多いので、初めて与える時は慎重に与えています。
1日2回に分けてエサを与える
生体になってからは1日1回の食事回数ですが、幼体の頃は残してもいいくらいの気持ちで朝晩の2回に分けてエサを与えていました。
本来は1日1回でも問題ないのかもしれませんが、リクガメはとても気分屋です。
朝にエサを食べなかったら、ベビーは翌朝までお腹を空かしてしまいますので、私がベビーを飼育しているときは朝晩の2食にしていました。
カルシウムを多めに与える
リクガメにとって骨の生成や甲羅の成長に日光浴とカルシウムの接種は不可欠になります。
このカルシウムが不足すると甲羅の形が歪になってしまったり、骨が弱く骨折してしまったりなどの可能性がありますので、気持ち多いかなくらいのカルシウム剤は与えるようにしましょう。
私は「カメカルボン」を2食に1回粉末状にして与えていました。
おわりに
ベビーの時の給餌はとても重要なものだということが分かっていただけたのではないでしょうか。
野菜や野草を中心に、足らずの栄養はリクガメフードで補うのは成体でも同じですが、食べさせ方には工夫しなくてはなりません。
なるべく細かくしたり、ふやかしたりして、ベビーがエサを食べやすい環境を作ってあげてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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