リクガメの餌は何を与えたらいいのか。初めリクガメを飼育したかたや、これから飼育予定の方は気になると思います。
この記事では、リクガメに与えてよい餌、悪い餌を思いつく限り書きました。
私が5年飼育している健康体のヘルマンリクガメも食べている野菜や野草・果実なので、間違いないと思います。
是非参考にしてみてください。
野生のリクガメは何を食べているのか
ヘルマンリクガメやギリシャリクガメといった完全陸棲のカメは全体的に草食性が多く、野菜や果物、キノコを好んで食べています。
もちろんリクガメの種類によって好みは異なるので、多肉植物や昆虫を食すリクガメも存在します。
リクガメに必要な栄養素
リクガメは成長や健康的に生きていくためには下記の栄養素が必須になってきます。
- カルシウム
- ビタミン&ミネラル
- 繊維質
順番に役割を紹介していきます!
カルシウム
カルシウムは丈夫な甲羅や骨格を作る際に欠かせません。カルシウムの吸収にはリンとのバランスも必要になってきます。
ビタミン&ミネラル
ビタミンやミネラルが不足してしまうと、様々な病気の原因となりかねません。1日に1回は摂取させるように心がけるようにしましょう。
繊維質
繊維質は腸の働きなどを助けてくれます。便秘気味かな?と感じたら多めに与えてみても良いかもしれません。
リクガメに与えるエサ
リクガメに与えられるエサの種類を大きく分けると3種類になります。
- 野菜
- 野草
- 果物
野菜として与えてよい代表的なもの
エサのメインディッシュとなるものが野菜関係です。
1食の7~8割程度で3種類の野菜を混ぜてあげるように心がけてみてください。
主菜となるもの
小松菜、チンゲンサイ、春菊、モロヘイヤ、大根の葉、カブの葉、水菜、つるむらさき、バジル、パセリ、豆苗、サラダ菜、キャベツ、ブロッコリー・カリフラワーの葉、菜花、枝豆の葉、クレソン、アシタバ、ターサイ
副菜となるもの
サラダ菜、レタス、サニーレタス、キュウリ、ニンジン、トマト、オクラ、スプラウト、白菜、カボチャ、アスパラガス、トウモロコシ、インゲン豆、グリンピース、サツマイモ、枝豆、そら豆
野草として与えてよい代表的なもの
栄養バランスが良くコストもかからないため、野菜の代わりとしても活躍できます。
排ガスや農薬がかかっている可能性がありますので、与える前にはよく洗うようにしましょう。
アキノノゲシ、アカツメクサ、イヌムギ、アキノエノコログサ、オオバコ、オオイヌノフグリ、オニタビラコ、オニノゲシ、カラスノエンドウ、カントウタンポポ、クズ、コバンソウ、シロツメグサ、スズメノカタビラ、セイヨウタンポポ、ツユクサ、ナズナ、ナノハナ、ヘビイチゴ、ハコベ、ノアザミ、ノゲシ、ハハコグサ、ヘラオオバコ、ホトケノザ、ハルジオン、ハルノノゲシ、ムラサキエノコログサ、ヨモギ、ヒメオドリコソウ
果物として与えてよい代表的なもの
食欲不振や体調不良などの時に、ビタミン補給として活躍します。栄養価が高すぎるので与えすぎには注意しましょう。
また、1食の中で2割程度として、与えるのは1日1回までにしましょう。
バナナ、イチゴ、リンゴ、マンゴー、キウイ、パパイヤなど。
エサとしてオススメできないもの
リクガメは体に悪いものでも食べてしまいます。
初心者の方が珍しいものをエサとして与える時には一度調べてみるといいかもしれません。
具体的にオススメできないものはキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、カブ、大根、わらび、なすの葉、トマトの葉・茎、ジャガイモの葉・茎、ししとう、とうがらしホウレンソウ、セロリ、ダイコン
栄養剤(サプリメント)は与えても問題ないか
結論から述べると与えても問題ありません。
しかしあくまで足らずの栄養分を補うものであり、主食にはなりませんので注意してください。
私がリクガメに与えている、オススメのリクガメフードに関する記事も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!
おわりに
野菜を自分で育てるのであれば、コストも少なく済み、野草をつみにいけば0円でリクガメのエサが手に入ったりします。
与えるエサの栄養バランスは、今後のリクガメの成長や健康に大きく影響してきますので、よく考えて与えるようにしましょう。
またエサを与える頻度や量、エサを食べてくれないときの対処法に関しての記事も下記に記載していますので、参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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