インドホシガメにも似ている種であり、流通量が少なくなった今でも人気の高いビルマホシガメ。
この記事ではそんなビルマホシガメについて紹介していきたいと思います。
ビルマホシガメの生体
野生での生息地はミャンマー中央部・北部に生息しています。
飼育下でも成長が早い、丈夫な種類であることから国内での繁殖率は高いのが現状となっています。
ビルマホシガメの特徴
ビルマホシガメとインドホシガメの見分け方
ビルマホシガメはインドホシガメと酷似するため、下記で見分けることができます。
- インドホシガメは頭部や四肢に模様が入りますが、ビルマホシガメには模様は入らない。
- インドホシガメほど甲羅がドーム状にならない。
- 甲羅に入る模様がインドホシガメよりも細くて本数も少なく、星模様が均等に整っている。
寿命
30年~50年程度になります。他のリクガメに比べて平均的な寿命の長さかと思います。上手に飼育すればもっと長生きするかもしれません。
甲長
野生・飼育下ともに20cm~30cm程度になります。飼育できるリクガメの中では中の上程度になります。飼育するとなれば、最低でも120cm×70cm程度の飼育用ゲージ、もしくは屋外での飼育も検討が必要になります。
飼育環境
昼が28~32℃、夜が25~28℃くらいが目安になります。ゲージ内には温度勾配をつけるようにしましょう。他の一般的なリクガメとほとんど変わらず、湿度も乾燥や多湿にならないようにすれば飼育可能です。丈夫な種類のリクガメなので初心者向けの種類でもあります。
エサ
野草や葉野菜を中心にして、果物やリクガメフードの与えすぎは要注意です。具体的なエサは下記の記事にまとめているので、野草や葉野菜に関しては参考にしてみてください。野生下では多肉植物やキノコ類も好んで食しますが、飼育下では栄養が偏らないようバランスよく給餌しましょう。
ビルマホシガメの入手方法と値段
入手方法
ビルマホシガメの入手方法ですが実際のところ入手は難しいです。
というのもビルマホシガメはCITESⅠ類に分類されており、生息地であるミャンマーからの輸入はありません。入手できるとすれば国内で飼育している方が市場に売り出すことがあったときのみです。なので入手は困難な種類になります。
値段
幼体で30万円前後、成体で大きいもので80万円程度になります。
流通量も少なく、人気の種類のリクガメなので多少高くてもすぐに完売してしまうみたいです。
おわりに
インドホシガメに似ているビルマホシガメですが、よく見ると模様の色や形が違います。
私個人的にはインドホシガメよりもビルマホシガメのほうが、甲羅にきれいな星模様ができて美しく丈夫なので購入資金がある方にはおススメです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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