今回紹介する本は、黄本 錠二さん監修の「はじめてのリクガメとの暮らし方」です。読んだ感想と簡単な内容を紹介していきたいと思います。「初心者でも大丈夫！イチから飼い方がわかる！」と表紙に書いてあるので、初心に戻った気持ちで読み進めました。この本は「いちばん役立つペットシリーズ」なので犬や猫もあるみたいです。この本の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
はじめに
監修の黄本さんが長年リクガメ専門店を営んできた際の体験談が紹介されています。
また「リクガメのお散歩日和」というタイトルで、可愛いらしいリクガメの写真が物語形式で紹介されています。
Chapter1 リクガメってどんな生き物？
この章の前半ではリクガメのルーツについて、中盤ではリクガメの体のヒミツ・疑問について、終盤ではリクガメの成長，しぐさについて記載されています。リクガメの体の仕組みについては私もまだまだ勉強不足だったのですが、写真やイラストも豊富なためとても分かりやすく勉強になりました。
Chapter2 はじめてリクガメを迎えるには？
リクガメはどこで買えるの？健康なリクガメはどうやって見分けるの？そんな初心者向けの飼育前の準備段階に関して詳しく記載されています。
Chapter3 リクガメの選んでみよう！
この章ではリクガメの種類の紹介になります。1ページずつ各種リクガメの最大甲長や飼育のしやすさ、飼育時の最低温度や乾湿系のどちらかなどが分かりやすく紹介されている章になります。どんなリクガメを飼育しようか悩んでいる方は参考になる章かと思います。
Chapter4 リクガメのお家を準備しよう！
これからリクガメを購入する方は、お家まで運ぶときの方法を考えているでしょうか？またリクガメ飼育に必要なものを準備していますか？リクガメを飼育する前に買い揃えておかなくてはならないものがたくさんあります。この章には飼育に必要なものや選び方、飼育に関するポイントなどが記載されていました。実際に読んでみて、私自身改めてリクガメの飼育に関して考え直すことができました。
Chapter5 毎日楽しいリクガメのお世話
リクガメ飼育にあたって、一日のお世話の流れ、適切な温度や湿度管理、与えても問題のないエサなど長い年月をかけて飼育していくのに大切なことが記載されている章になっています。リクガメ飼育にとって大切なことは飼育環境とエサの質だと考えますので、とても大切なことが学べると思います。
Chapter6 リクガメの病気
リクガメの病気のサインを見逃さないように、飼育者は毎日リクガメの様子を確認することが重要になってきます。リクガメが鳴くことはありませんので、目や外観、排泄物でしか病気のサインを読み取れません。リクガメが病気の時、普段とはどのような部分が違うのかがよくわかる章になっていました。
Chapter7 季節ごとのお世話カレンダー
四季折々の日本はリクガメがもともと生息している環境とは異なります。そのため季節によってお世話の方法を変えなくてはなりません。この章では季節ごとに飼育する際の注意するポイント、季節ごとの旬の野草や野菜が紹介されています。
おわりに
「はじめてのリクガメとの暮らし方」のタイトル通り、これからリクガメの飼育を始めようとしている人にオススメの本になっていました。現在飼育している人でも新しい発見や、参考になる部分もあると思うので、購入しても損することはないでしょう。私自身も今飼育しているリクガメのためたくさん本を読んで快適に生活させてあげたいと思います！
下記にリクガメに関する本を読んだ感想もあるので、興味のある方は参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント