ケヅメリクガメの生体と特徴をわかりやすく解説

リクガメ図鑑
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むしゃむしゃとエサを食べる姿が可愛いリクガメ。今回紹介するケヅメリクガメは動物園などでも見かけることのある、世界でも三番目に大きくなるリクガメです。もちろんペットとして飼育する方もいるくらい人気の種類です。これからケヅメリクガメの飼育を検討している方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

ケヅメリクガメの生体

ケヅメリクガメはアフリカ大陸のセネガルからエチオピアにかけて主に生息しています。アフリカ大陸最大級の大きさを誇り、世界でも三番目に大きな種類になります。

ケヅメリクガメの特徴

ケヅメリクガメの寿命や、飼育環境、エサなどの特徴について紹介していきます。

寿命

寿命は平均して30~50年と、他のリクガメと比べて同じくらいの寿命になります。上手に育てることができたり、個体に恵まれたら、もう少し長生きするかもしれません。

甲長

世界で三番目の大きさのリクガメということもあり、最大甲長は60~90cm程度で重さは30kg以上にもなります。幼体時は通常の爬虫類専用ゲージで問題ないかと思いますが、このケヅメリクガメはとても成長スピードが早く、10cmくらいの幼体が数年で50cm程度になります。そうしますと、爬虫類ゲージなどでの飼育はできません。ケヅメリクガメの飼育を検討している方は、成体まで成長した時のことを考えて、専用の飼育部屋を確保しておくようにしましょう。

飼育環境

幼体時は低温に弱いので、28℃~35℃に保つように温度管理をするようにしましょう。成体になるとある程度の低温まで耐えることができますが、最低温度でも20℃以上に保つようにしましょう。

屋内飼育の注意点

基本的にリクガメはトイレの場所を覚えることはありません。なので六畳など部屋で飼育する方はオムツをはかせることで、排泄物を処理しています。ケヅメリクガメを屋内の部屋で飼育する方は、オムツ代のランニングコストもかかってきますので、注意してください。

ケヅメリクガメは屋外で飼育することはできるのか

結論からいうと可能です。しかし大きくなっても入ることのできるシェルターと保温器具が必須になります。春から秋の最低気温が20℃以上の時期は問題ありませんが、冬になると20℃を下回るので、死活問題になります。また日陰として休む・寝るといったことのできるシェルターを用意してあげることが可能であれば屋外でも飼育することができます。さらに猫やカラスからの外敵からも守ってあげる対策ができれば、のびのびと日光浴ができる屋外飼育もオススメできます。

エサ

ケヅメリクガメも他のリクガメ同様に、草食です。葉野菜や野菜が中心となります。果物や人工飼料の与えすぎには注意しましょう。またケヅメリクガメは他のリクガメよりも大きく成長するため、カルシウム不足に陥りやすいです。カルシウム剤の添加を忘れずに行いましょう。エサのバランスに関する記事や、一回に与える量などを詳しく書いた記事もあるので参考にしてみてください。

ケヅメリクガメを購入する前に

これから初めてリクガメを購入する方は、飼育環境を確認しましょう。特にスペースに関しては6畳程度用意してあげるとストレスなく生活させてあげられると思います。飼育に必要なアイテムをリストにした記事もあるので参考にしてみてください。幼体時のゲージ飼育の際には参考になると思います。

ケヅメリクガメの値段

幼体時だと3万程度、甲長が30~40cmになると10万以上、それ以上の甲長だと何十万の値段になってきます。私個人的な意見ですが、幼体の安い値段の時から購入したほうが成長過程を楽しむことができ、愛着をもって育てることができると思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか。飼育スペースのある方であれば、ケヅメリクガメは比較的飼育しやすいリクガメだと思います。成長すると大型になるので動物園で見かけるリクガメを自分の家で鑑賞できます。私も家のスペースがあれば飼育したいリクガメの一種です。ケヅメリクガメもな人に懐く種類なので愛着もって飼育できると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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