チャコリクガメの生体と特徴を分かりやすく解説!

リクガメ図鑑
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ケヅメリクガメと形が似ていて、他のリクガメよりも飼育が難しいのがチャコリクガメ。そんなチャコリクガメをこの記事では紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

チャコリクガメの生体

野生での生息地はアルゼンチンやパラグアイ、ボリビアなどの南米に生息しています。

ケヅメリクガメに似ている外見をしているが、チャコリクガメはキアシガメやガラパゴスゾウガメに近縁であると考えられています。

チャコリクガメの特徴

チャコリクガメとケヅメリクガメの見分け方

幼体時は甲羅や皮膚の色はケヅメリクガメと似ているが、下記を注視すれば見分けることができます。

  • 甲羅の形が扁平
  • 甲羅の色が薄い茶褐色
  • 縁甲板がケヅメリクガメよりもギザギザ

寿命

寿命は飼育下で平均して30年~50年になります。他の一般的なリクガメと同じくらいの寿命になります。上手に育てることができたり、個体に恵まれたら、もう少し長生きするかもしれません。

甲長

最大甲長は飼育下で20cm程度、野生下だと40cm程度まで成長します。リクガメの中では中型な部類になります。飼育するとなれば120cm×70cm程度以上のゲージが必要になります。

飼育環境

幼体の間は昼が35~40℃、夜が30~35℃くらい、成体まで成長したら昼夜30℃~35℃を目安にしましょう。

他のリクガメに比べて高温な飼育温度になります。野生下では南米に生息していますので、この程度の温度管理が必要になります。また湿度に関しては40%~70%を保つようにしましょう。極度の乾燥や多湿は体調不良の原因になります。

エサ

野草や葉野菜を中心にして、果物やリクガメフードの与えすぎは要注意です。具体的なエサは下記の記事にまとめているので、野草や葉野菜に関しては参考にしてみてください。

またチャコリクガメはエサの食いが細いのが特徴です。こちらからエサを食べさせなければなりません。食べやすいサイズにカットし、食べやすい位置に持っていく必要があります。

飼育環境が不適切な場合、拒食症に陥りやすいので、幼体時や飼育を始めたばかりの時は注意が必要になります。

チャコリクガメの入手方法と値段

入手方法

ホームセンターには出回ることはなく、爬虫類ショップや爬虫類販売会などでブリーダー等の方からの入手が健康的なチャコリクガメを手に入れられる最短ルートになります。

値段

値段は10万~20万程度になります。流通量が少なく繁殖も難しい種類のためこの値段でも安いほうだと思います。今後今以上に値上がりすることも大いに考えられます。

おわりに

チャコリクガメは食が細く、細かな飼育環境管理も必要なため難しい種類になります。

初心者の方にはあまりオススメできる種類ではありませんが、どうしても飼育したい場合は、幼体よりも成体を購入するようにしましょう。体も丈夫になっていますので比較的飼育しやすいはずです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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