リクガメはペットとして飼育する動物の中で、長生きする部類にあたります。
初めてのリクガメの飼育を考える際には、種類や大きさ、値段に加えて寿命も意識しなくてはなりません。
リクガメ飼育を始める上で自分よりも長生きしそうなのか?
長生きする際は代わりに面倒を見てくれる人間がいるのかを考えなくてはなりません。
この記事では、リクガメの寿命を種類別に紹介していきます。
これからリクガメ飼育を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
リクガメの寿命は環境・個体差によって異なる?
リクガメが生きる環境の違い
リクガメの寿命は個体差による違いもありますが、野生下なのか飼育下なのかで異なります。
飼育下よりも野生下のほうが、寿命は長いと言われています。
狭い飼育ケージ内だけでなく、自由気ままに歩くことができるため筋力がつくからではないかと個人的に考えますが、詳細は不明です。
リクガメの個体差による違い
人間同様リクガメの寿命にも個体差があります。
見えない持病があったり、最小は元気そうに見えても急に老いてしまうリクガメなど様々です。
この種類のリクガメだから何年間までしか生きられない。何年以上は生きるなど一概には言えません。
リクガメの飼育環境を整えれば長生きしやすくなる
飼育下でのリクガメの寿命は飼育環境によって大きく変わります。
リクガメに与えるエサ
リクガメに与えるエサに関しては、栄養に偏りがなくバランス良いエサを与えましょう。
リクガメは野菜や果物を主として水分を接種しています。
市販のリクガメフードは栄養バランスが整っていますが、水分が接種できないため補助的な役割として使用することをオススメします。
リクガメの運動量
リクガメは本来なら一日に数キロ歩く生き物です。
飼育ケージ内で長い間飼育していると、運動量が減り筋力の衰えが考えられます。
可能な限り飼育ケージから出して、運動させてあげるようにしましょう。
飼育ケージ内の温度管理
飼育ケージ内の温度管理はリクガメ飼育において必須です。
飼育ケージ内の温度が低いとリクガメが体調不良を起こしやすくなります。
反対に飼育ケージ内の温度が高すぎると、熱中症や脱水症状を起こしてしまいます。
長生きしてもらうためには当然適切な温度管理が必要になってきます。
リクガメの種類別 寿命リスト
これから紹介するリクガメの種類別寿命リストは、飼育下で普通に育てた際の平均寿命リストになります。
飼育環境次第では、記載された寿命より短いこともあれば、長生きすることもありますのでご容赦ください。
リクガメの種類 | 平均寿命 | 最高寿命 |
ロシアリクガメ | 30年~50年 | 30年~50年 |
ヒガシヘルマンリクガメ | 30年~50年 | 30年~50年 |
ニシヘルマンリクガメ | 30年~50年 | 30年~50年 |
ギリシャリクガメ | 20年~30年 | 30年~50年 |
マルギナータリクガメ | 25年~40年 | 不明 |
ヒョウモンリクガメ | 50年~70年 | 80年~100年 |
インドホシガメ | 30年~50年 | 35年~80年 |
アカアシガメ | 30年~50年 | 30年~50年 |
パンケーキリクガメ | 20年~50年 | 30年程度 |
ケヅメリクガメ | 30年~50年 | 100年以上 |
リクガメは野生下ですと長生きをするはずですが、天敵に襲われたり餓死してしまったりして健康で長生きはするのは難しい生き物です。
野生下で一つの個体を追うのは難しいので、正確な寿命は見えてこないのだと考えます。
おわりに
今回はリクガメの寿命についてリストで紹介してきました。
これからリクガメの購入を検討している方の参考になればと思います。
リクガメ購入の時に気になるのが、「リクガメの最大甲長」や「リクガメの値段」かと考えます。
下記にリクガメの種類別甲長リストや、リクガメの種類別値段リストについての記事もありますので、購入をする方や気になる方は、参考にしてみてください。
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