夏場のリクガメ飼育費用はどのくらいなのだろう?
ふと疑問に思って計算してみました。
私の場合は、夏と冬でケージのレイアウトを変えています。
夏場ではダントツ等のヒーター類は設置しないため、季節の変わるタイミングで床材交換を行いつつ、レイアウトも変更することが多いです。
そこでこの記事では夏場のリクガメ飼育にかかる費用にについて紹介してみます。
私自身飼育しているリクガメを基にして計算していますので、参考程度で読んでみてください。

前提条件として
まず、初期費用としてかかるものや、期間は下記の通りとします。
- 夏場のランニングコスト6月~9月。
- エサ置き場や水飲み場、ゲージなどの初期費用は除外。
- 1円以下の少数や、下一桁の数は繰り上げて計算。
各ランニングコストの紹介
ヒーターの費用
ヒーターに関しては夏場は保温用ライト1個、紫外線ライト1個で温度管理をしています。
この記事では1kwhあたり26.48円で計算します。
(東京電力割引なし(税込)で、2021年1月20日現在のもの)
使用しているものは下記のものです。
サーモヒーターを通しているので、保温球は28℃以上では点灯しないようになっています。
夏場の日中は暑く、夜間もずっと点灯していることはないので、1日の1/6時間(4時間)点灯していると考え計算。
4h×0.050kw = 0.2kwh 私が使用している東京電力は 1kwhあたり26.48円ですので
26.48円×0.2kwh = 5.3円 これが1日あたりの電気代なので30日にすると
5.3円×30日 = 159円 なので1ヶ月あたり約159円。
上記のように計算していくと24h×30日フルで使用すると約500円ですが
紫外線ライトも同様にサーモヒーターを通しており、朝8:00~夕方17時までしか使用していません。
なので分かりやすく半分で計算すると 500円/2 約250円とします。
ここまでをまとめると
品名 | 1ヶ月の費用 | 6月~9月(夏)の費用 |
ジェックス エキゾテラ ヒートグロー 50W | ¥159 | ¥636 |
ジェックス エキゾテラ レプタイル UVB100 26W | ¥250 | ¥1,000 |
合計 | ¥409 | ¥1,636 |
結果として紫外線ライトとヒーターでかかる費用は
1ヶ月あたり ¥409、夏の間で ¥1,636です。
エサの費用や床材の費用
こちらの費用もかかってきますが、冬場のランニングコストとほとんど同じになります。
気になる方は下記のブログで紹介していますので、ぜひ読んでみてください!
サーキュレーター費用
冬場の環境と異なるのは夏場のサーキュレーター費用です。設置理由としては
- ゲージ内の温度を下げる。
- 湿度が高くなりすぎないようにする。
この2点の理由からサーキュレーターを設置しています。
こちらの商品は1W~3.5W程度と記載があったので、今回は間をとって2.5W計算していきます。
また日中のみしか使用していないので、1日の半分である12時間使用で計算すると
12h×0.025kw = 0.3kwh 私が使用している東京電力は 1kwhあたり26.48円。
26.48円×0.3kwh = 7.9円。
これが1日あたりの電気代なので30日にすると
7.9円×30日 = 237円 なので1ヶ月あたり約237円。
1ヶ月あたり ¥237、夏の間で ¥948です。
夏のランニングコスト総計
各ランニング工ストをまとめてみると
各ランニングコスト | 1ヶ月あたりのコスト | 冬の間のコスト |
ヒーター費用 | ¥409 | ¥1,636 |
エサ代費用 | ¥235 | ¥940 |
床材費用 | ¥650 | ¥2,600 |
サーキュレーター費用 | ¥237 | ¥948 |
合計 | ¥1,531 | ¥6,124 |
結果として夏の間は1ヶ月あたり約¥1,531
6月~9月の間の4か月でも約¥6,124 という結果になりました。
おわりに
今回は夏場でのランニングコストを計算してみましたが、やはりヒーターをたくさん使用している冬場に比べ、安い結果になりました。
これからリクガメ飼育を検討している方や、リクガメ飼育をしている方の参考になればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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