リクガメはしゃべったり、鳴いたりすることができない生き物です。
そのため飼い主がリクガメの体調を目で見てよく管理していかなくてはなりません。
ですが、初心者の方だとリクガメのどの部分を見るべきなのか、分からない方もいるでしょう。
そこでこの記事では、日々の飼育しているリクガメのチェックポイントと可能性のある病気について紹介していきます。日々のリクガメの健康管理の一つとして参考にしてみてください。
10のチェックポイント
- 目は適度に潤っていてぱっちりと開いているか
- 鼻から鼻水が出ていたり、異物で塞がりそうになっていないか
- 口からよだれを垂らしていたり、苦しそうに口を開けたり、吐いたりしていないか
- 嘴が曲がりすぎていたり、伸びすぎたりしていないか
- 甲羅や皮膚の損傷・出血等はないか
- 爪が螺旋状になっていたり、伸びすぎたりしていないか
- 甲羅を引きずることなく、手足の力で歩行しているか
- 糞の硬さや色は適切か、寄生虫等はまぎれていないか
- 尿に白くざらざらしたものや、石のようなかたまりはないか
- 食欲はいつもどおりか
上記の項目を日々チェックしておけば、リクガメの不調に素早く察知できるのではないでしょか。
私自身も上記の項目をチェックしていますが、慣れてくれば2、3分で終わる項目です。
おかしいと感じたらすぐに病院へ
10のチェックポイントでおかしい、変だなと感じたらすぐに病院に行きましょう。
正直、素人でも見つけられる異変ならば、まずリクガメは不調になっているはずです。
エキゾチックアニマルの病院は数が少ないのが現状です。自宅から近い病院を見つけておきましょう。
定期的な健康診断で内面的な病気を防ぐ
10のチェックポイントで紹介したものは外観的な要素が強いです。
病院の健康診断では血液検査やエコー検査、レントゲン検査なども受診できて、より内面的な部分も知ることができます。
保険の有無や病院によって料金が変動しますので、見積もりをもらってから
健康診断に行くことをおススメします。
おわりに
今回紹介したチェックポイントは誰でもできる簡易的なものであり、最低限のチェックポイントになっています。この10のチェックポイントだけでも問題ないはずですが、+αで項目を増やしてもいいと思います。
日々リクガメのチェックを行い、病気を未然に防げればいいですが、手遅れにならないよう健康管理をしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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