リクガメ飼育にとって湿度管理は必要不可欠になります。
リクガメの種類によっては70%~90%という高湿度を好む個体も数多く存在しますので
そのようなリクガメにとっては常に加湿が必要です。
そこでこの記事では、リクガメケージ内の加湿方法について紹介していきます。
いくつかの方法を紹介していきますので、自身の好みに合った方法を実践してみてください。
湿度が低すぎるとどうなる?
多湿系のリクガメを湿度が低い環境下で飼育すると、下記のようなとが考えられます。
- 呼吸器系の感染症リスクが高まる。
- 皮膚がひび割れる。
他にもあるかもしれませんが、代表的な例を挙げました。
リクガメにとっては何一ついいことはありません。
リクガメケージ内の加湿方法を紹介!
ケージ内に加湿器を設置する
人間同様加湿器を設置する方法です。
小型のミスト加湿器を設置したり、最近では水を入れておくだけで、加湿してくれるものも存在するみたいです。
また加湿器の代わりに濡れたタオルなどをケージ内に、ぶら下げたりしている。
という飼育者もいるみたいです。
その際は、保温球などに接触させて火災にならないように注意が必要になります。
床材に霧吹きをする
床材を定期的に湿らせる方法になります。
その際の床材はヤシガラやなどの保湿性の高い床材がオススメです!
湿度計を見ながら自分で加湿状態を調整したい方は、この方法が良いかもしれません。
水入れを設置する
我が家のヘルマンリクガメは水入れの設置で冬場は生活しています。
水飲み場兼なので、リクガメ自身も水分補給できますし、床材も湿らせるより長持ちするのではないかと考えています。
これはヘルマンリクガメだから成り立つ方法であり、インドホシガメなどの高湿度を好みリクガメは全然足りないと思ってください。
水飲み場で加湿する方は、水入れがリクガメによって倒されにくいことが条件となります。
湿度の高すぎにも注意!
湿度を上げすぎて加湿しすぎるのも良くありません。
高湿度を好む種類ならほとんど問題ありませんが、40%~60%程度を好むロシアリクガメなどは体調を崩してしまう恐れがあります。
湿度を上げすぎてジメジメしてしまった!という方に湿度の下げ方に関する記事も紹介していますので、参考にしてみてください。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
リクガメのケージ内の温度管理を自動で行ってくれる器具は存在しますが、
湿度管理を自動で行ってくれる器具は今のところ存在しません。
ここで紹介した方法の中で、自身で取り組みやすい方法がありましたら、ぜひ実践してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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