冬場のリクガメ飼育費用はどのくらいなのだろう?
ふと疑問に思って計算してみました。
私の場合は、夏と冬でケージのレイアウトを変えています。
夏場ではダントツ等のヒーター類は設置しないため、季節の変わるタイミングで床材交換を行いつつ、レイアウトも変更することが多いです。
そこでこの記事では冬場のリクガメ飼育にかかる費用にについて紹介してみます。
私自身飼育しているリクガメを基にして計算していますので、参考程度で読んでみてください。
前提条件として
まず、初期費用としてかかるものや、期間は下記の通りとします。
- 冬場のランニングコスト12月~3月。
- エサ置き場や水飲み場、ゲージなどの初期費用は除外。
- 1円以下の少数や、下一桁の数は繰り上げて計算します。
各ランニングコストの計算
ヒーターの費用
ゴンちゃんの冬用ケージでは3つのヒーターと1つの紫外線ライトで構成されています。
この記事では1kwhあたり26.48円で計算します。
(東京電力割引なし(税込)で、2021年1月20日現在のもの)
使用しているものは下記のものです。
ダントツ M は商品パッケージに 24h×1ヶ月で約437円と記載があります。
冬場はずっと使用しているので 1ヶ月あたりキリよく440円とします。
みどり商会 スーパー1Lは 消費電力24Wの記載があります。
計算していくと1日あたりは 24h×0.024kW=0.576kwh
私が使用している東京電力は 1kwhあたり26.48円ですので
26.48円×0.576kwh = 15.25円 これが1日あたりの電気代なので30日にすると
15.25円×30日 = 457.5円 なので1ヶ月あたり約460円になります。
こちらは 50Wの記載があるので、上のと同様に計算していくと1ヶ月で約950円になります。
しかしこのスポットライトは必ず使用しているわけではなくタイマーサーモを通して使用しているのでケージ内の温度が低くなっているときしか使用されていません。
なので今回は分かりやすく24時間内の半分で計算します。
よって 950円/2 = 475円とします。
上記のように計算していくと24h×30日フルで使用すると約500円ですが
紫外線ライトも同様にサーモヒーターを通しており、朝8:00~夕方17時までしか使用していません。
なので分かりやすく半分で計算すると 500円/2 約250円とします。
ここまでをまとめると
品名 | 1ヶ月の費用 | 12月~3月(冬)の費用 |
ダントツ M | ¥440 | ¥1,760 |
みどり商会 スーパー1L | ¥460 | ¥1,840 |
ジェックス エキゾテラ ヒートグロー 50W | ¥475 | ¥1,900 |
ジェックス エキゾテラ レプタイル UVB100 26W | ¥250 | ¥1,000 |
合計 | ¥1,625 | ¥6,500 |
結果としてヒーターのランニングコストは
1ヶ月あたり ¥1,625 、冬の間で ¥6,500になりました。
エサ代の費用
我が家のゴンちゃんはニシヘルマンリクガメなのでどちらかといえば小型です。
主食によく小松菜や摘んできた野草を食べます。
また副菜としてレタスやトマトなどをエサとして与えることがありますが、人間が食べるものを少し与える程度のなので、葉物や果物のエサ代は今回計上しません。
今回は与えるリクガメフードは冬の間にも食べさせることがあるので計算してみようと思います。
上記に紹介した3つは我が家で与えいるリクガメフードですが、多くても1年に1回購入するかどうかのリクガメフードになります。
なので、合計金額より/12か月で計算していきます。
品名 | 1ヶ月の費用 | 12月~3月(冬)の費用 |
ジェックス 栄養バランスフード 400g | ¥75 | ¥300 |
カメカルボン 5個入り×2袋 | ¥60 | ¥240 |
トータス リクガメフード 700g | ¥100 | ¥400 |
合計 | ¥235 | ¥940 |
結果としてエサ代のランニングコストは
1ヶ月あたり ¥235、 冬の間で ¥940 になります。
床材の費用
床材を毎月の交換する方、まったく交換しない方と様々かと思います。
私は3ヶ月に1回は交換するようにしていますので、冬の間に1回は交換する計算になります。
我が家で使用している床材は下記のものになります。
品名 | 購入費用 | 1ヶ月あたり換算 |
パームチップ 8リットル | ¥1,024 | ¥256 |
バークチップ 4リットル | ¥1,575 | ¥394 |
合計 | ¥2,599 | ¥650 |
冬の時期では1度しか交換しない想定で、費用は約¥2,600
1か月あたりに換算すると¥650になります。
冬のランニングコスト総計
各ランニングコスト総計してみると
各ランニングコスト | 1ヶ月あたりのコスト | 冬の間のコスト |
ヒーター費用 | ¥1,625 | ¥6,500 |
エサ代費用 | ¥235 | ¥940 |
床材費用 | ¥650 | ¥2,600 |
合計 | ¥2,510 | ¥10,040 |
結果として冬の間は1ヶ月あたり約¥2,510
12月~3月の間の4か月でも約¥10,040 という結果になりました。
おわりに
今回の記事では冬の間のランニングコスト計算なので、ヒーターをあまり使用しない夏の間のランニングコストはもっと安くなります。
リクガメは冬の間が一番ランニングコストかかるのですが、他のペットと比べても飼育費用は安いのではないかと考えます。
これからリクガメ飼育を検討している方や、リクガメ飼育をしている方の参考になればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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