リクガメの本[爬虫・両生類ビギナーズガイド リクガメ]内容を紹介

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今回は、大谷 勉さん著 川添 宣広さん 編・写真の「爬虫・両生類ビギナーズガイド リクガメ」です。読んだ感想と簡単な内容を紹介していきたいと思います。「飼育をスタートするのに必要な情報が満載!」というキャッチフレーズとリクガメの大きな写真で表紙を飾られているのが特徴です。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

THE 1 PERIOD リクガメの体の大きさと分布

そもそもリクガメとは何ぞや?といった基本的な部分が記載されている章になります。ちなみにリクガメは爬虫類。肺呼吸で卵生の希少動物になります。基本的にゲージ一つに1匹といった単独で飼育が基本になります。またとても長生きなため、一度飼育したら生涯のパートナーになる可能性が高いです。

またリクガメの体の部位の名称、リクガメの種類ごとの分布が記載されています。分布上でみてみると世界各国にリクガメは存在していて、湿った気候・乾燥した気候など「リクガメ」とひとくくりにはできないほどたくさんの種類が存在しています。ちなみに日本には野生のリクガメはいません。

THE 2 PERIOD リクガメの種類

購入を検討しているリクガメがどんな種類なのか?気になって調べる方は多いと思います。この章ではリクガメの種類ごとに、最大甲長はいくつなのか?どんな飼育環境を好むのかが記載されています。この章ではペットとして流通されやすく中でも最大甲長30cm以下のものを中心に紹介しています。

THE 3 PERIOD リクガメの飼育

リクガメの購入から持ち帰る際の注意点、飼育に必要な器具の紹介、給餌の仕方など初めて飼育する方向けに紹介されています。ベランダを使用したゲージのレイアウトや、花壇を使用したレイアウトなど今まで読んできたリクガメの本よりも、力を入れて紹介していると感じました。具体例を用いて紹介されているので、どんなゲージで飼育しようか悩んでいる人はとても参考になるかもしれません。

THE 4 PERIOD リクガメの繁殖

有精卵か無精卵の見分け方、人工孵化をさせるときに必要なものなどが細かく記載されています。孵化の瞬間の写真が細かく掲載されているので、とてもイメージしやすいものになっているかと思います。

THE 5 PERIOD トラブルと病気

爪を切っていたら血が出てしまった・鼻水が出ているなどリクガメを飼育していると、このようなトラブルは想定しておかなくてはなりません。処置の方法やどのような病気が疑われるかが紹介されています。爬虫類を診察してくれる病院は、犬・猫と比べるとかなり少ないものになります。最寄りで診察できる病院を予め探しておくようにしましょう。

THE 6 PERIOD リクガメ飼育のさらなる楽しみ

リクガメを飼育するだけでなく、ゲージを工夫してみたり、リクガメを公園に連れていきお散歩させてみたりと人間も一緒に楽しめるような飼育方法が紹介されています。また簡単なリクガメに関するQ&Aも紹介されていて、楽しくリクガメを知ることができる章になっています。

THE 7 PERIOD 飼育に適したリクガメの種類②

THE 2 PERIODの第二弾の紹介になっています。なぜ2部構成にしたのかは分かりませんが、パンケーキリクガメやインドホシガメなど希少種で飼育が難しいリクガメはこちらの章で紹介されていると感じました。

THE 8 PERIOD アメリカハコガメの飼育と繁殖

こちらのアメリカハコガメは本来はヌマガメ科に属するカメです。しかし、陸生の依存度が高いためこちらの章で紹介されています。飼育の仕方から繁殖、孵化まで細かく紹介されています。

THE 9 PERIOD 別れの時

飼育していれば必ず「死」は訪れていしまうものです。リクガメは小型動物なので生ごみとして焼却できてしまいます。しかし、長い時間を共にしたリクガメをそんな処分の仕方はできないと思います。一昔前は土葬できましたが、現在は人間と同じく火葬をし、ペット専用の墓地に葬ることもできます。あまり考えたくありませんが、近くに火葬・埋葬できる場所を探しておきましょう。

おわりに

2009年に発行された本のため少し古いかな?と感じながらも読み進めてみましたが、現在のリクガメ本に引けを取らないほどリクガメに関して詳細に記載されていました。ビギナーズガイドなので、これからリクガメの飼育を始めようとしている人、飼育を始めて経験が浅い人にオススメの本になっていますので、興味のある方は読んでみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

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