ヘルマンリクガメの生体と特徴をわかりやすく解説!

リクガメ図鑑
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むしゃむしゃとエサを食べる姿が可愛いリクガメ。

リクガメ界で初心者でも飼いやすく、小柄でスペースがない人にもオススメできるのがヘルマンリクガメです。

ちなみに私もニシヘルマンリクガメを飼育していて、今となってはすっかり家族の一員です。

この記事では、初心者向けのヘルマンリクガメの生体や飼いやすさについて紹介していきたいと思います。

ぜひ参考にしてみてください!

ヘルマンリクガメの生体

ヘルマンリクガメはヨーロッパの地中海沿岸部を中心に生息しています。具体的にはギリシャやイタリア、フランス南部などです。

ヘルマンリクガメは、ニシヘルマンリクガメ、ヒガシヘルマンリクガメ、ダルマティアヘルマンリクガメの3種類に分類されますが、日本で流通しているのはヒガシとニシの2種類が主となります。

またギリシャリクガメとよく似ていますが、甲羅の形状などで区別することができます。ヘルマンリクガメはギリシャリクガメと並んで、飼いやすく人気の品種です。

ヒガシヘルマンリクガメとニシヘルマンリクガメの見分け方

同じヘルマンリクガメでもヒガシとニシで違う部分がたくさんあります。日本での流通量はニシよりもヒガシのほうが多く、それに伴って価格も違います。ニシとヒガシの見分け方を紹介していきます。

甲長で見分ける

一般的に同じ生体であれば、ニシよりヒガシのほうが甲長が大きいとされています。目安としてニシは18cm~25cm、ヒガシは25cm~30cmまで成長します。

頬で判断する

ニシの場合は頬がほんのり黄色に染まるのが特徴です。私はこれが一番見分けやすいのではないかと思っています。

頭部で判断する

ヒガシの場合は頭部が灰色なのに対して、ニシの場合は黒色になります。

ヘルマンリクガメの特徴

特徴ですがニシ、ヒガシともに大きな違いはありません。甲長が上記した通り、若干異なります。これからリクガメを飼おうとしている方は参考にしてみてください。

寿命

どちらも上手に育てることができれば30年~50年と言われています。個体差があるので一概には言えませんが、目安にしてみてください。

飼育する環境

昼が30~35℃、夜が25~28℃くらいを目安にしてみてください。ヘルマンリクガメはもともと乾燥下した地域に生息しています。蒸れた環境が苦手なので通気をよくしてあげる工夫が必要です。ニシ、ヒガシともに大きな違いはありません。

エサ

ヘルマンリクガメは草食性が強いです。具体的には下記の4種類を1食の中にバランスよく取り入れるのが理想です。準備できそうにないときには、市販の栄養バランスが考えられたリクガメフードを与えるのも効果的です。

  • チンゲンサイ、小松菜、レタスなどの野菜
  • オオバコ、クローバー、タンポポなどの野草
  • バナナ、イチゴ、ブドウなどの果物
  • シイタケ、マイタケなどキノコ類

リクガメに与える回数、一回の量に関しては、他の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。

ヘルマンリクガメを購入する前に

これから初めてリクガメを飼う方は特に、飼育環境の確認をしましょう。飼育するのに必要なアイテムをリストにした記事もあるので参考にしてみてください。

ヘルマンリクガメの値段

幼体時でヒガシだと¥10,000~¥30,000、ニシだと¥20,000~¥40,000程度です。ニシが高い理由として、ヒガシよりも流通量が少なく、入手困難とされているからです。また成体で購入すると値段は高くなります。事前に価格を確認するようにしましょう。

おわりに

ヘルマンリクガメは小型で、丈夫なので初心者にも飼いやすいのが特徴です。最初に設備等を用意するのに多少お金がかかりますが、その後のランニングコストは他の生き物よりは安いと考えます。比較的なつき易い種類なので手からエサを食べる姿はとてもかわいいものです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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